AfterEffectsプラグインの作り方
第1回 環境作成

 業務でAEのプラグインを作ることになりまして、グーグル先生に聞いてみたのですが、これが思いのほか情報が少なかったです。
 そこで、自分用のメモという意味も含め、情報共有していきたいと思います。
 まずは環境です。
Windows10、VisulaStudioCommunity2019、AfterEffects2020
 以下のページからSDKをダウンロードして適当なフォルダに解凍してください。
https://www.adobe.io/apis/creativecloud/aftereffects.html
 その中に”BuildAll.sln”というファイルがありますので、起動してください。そのソリューションの中に多くのサンプルのプロジェクトがあります。そのままビルドできますが変な場所に出力されるので、出力ディレクトリを変更するかAE_PLUGIN_BUILD_DIRのパスを設定してください。
 あと、ビルド時にPR_Public.hでワーニングが出ますが、5行目の文字化けを消せばそれは消えます。
 それと、構成プロパティ→デバッグ→コマンドにAFのexeを指定すれば、デバッグ実行時にAFが起動して、プラグインのブレイクポイントで止まります。
 全部のサンプルを見たわけではありませんが、ProjDumperはプロジェクトの内容をテキストファイルに出力してくれるので勉強になると思います。

次回は、プラグインの構成について書こうと思います。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です