さて、プログラムの構成ですがサンプルを見ながらの方が分かりやすいので、ProjDumper.cppを見てください。
・EntryPointFunc
一番下にあります。これはAFが起動したときに呼ばれ、どこのメニュー(AEGP_Menu_~)に登録するか、起動する関数等の設定を行います。
・CommandHook
EntryPointFuncで登録したクリックしたときに起動する関数で実際の処理を書きます。ここで注意が必要なのが他のメニューがクリックされた場合もこの関数を通るということです。なので、サンプルを見ると分かりますがcommandとAEGP_GetUniqueCommandで取得した値を比較し、同じであれば処理しています。
もう一つ気を付けたいのが”*handledPB=TRUE”です。これを入れないと再度関数が呼ばれてしまいます。
・UpdateMenuHook
メニューの項目を有効・無効にする判定を行います。コンポが選択されていたら有効、されていなかったら無効、というように使います。
以上の3つあれば機能します。
また、このファイルで気付いた方もいると思いますが、1つのaexで複数の機能を入れることができます。なので、機能ごとにファイルを分けた方が良いでしょう。
次回は、実際の値の取得方法等を書こうと思います。